ラ・ラ・ランド-LA LA LAND-
ラ・ラ・ランド!観て来ました!
この監督の前作、セッションを観ていたので気になっていたら、こんなに世界で騒がれていた映画だとこの間知り、驚くばかりです。
その監督の映画というだけでこれほど騒がれたのなら、よっぽど優秀で前途有望な監督なのかと思いましたが、なんというか、ラ・ラ・ランドは思っていたのとちょっと違いました。
別に批判というわけでもなく、ただ思っていたのと違うというだけですが、まずは、何を伝えたかったのかしら?という疑問がありました。
どの映画も、作るのには大幅な労力と時間を要します。だから、適当な理由や目的を当てると、まあこの世には映画などありふれていますから当然輝けずに終わってしまう。
様々な人間が必要で、いろんな機械や設営、場所も必要な映画は、小説など、(もちろん最終的にはいろんな人手を要するのは同様ですが…)1人作業でとりあえず進められるものと違って、1人じゃとてもできない作業。
だからこそ、何か伝えたいことがあるとか、目的とかが明確であることが、規模の大きい映画製作にとっては、絶対的に必要な大きなモチベーションになると思っています。
よって、映画は伝えたいことが明確に伝わって来たりするのです。ロマンスを徹底的に追い求めたとか、人生のつまづきを乗り越える人々から何かを学んで欲しいとか。
この監督は、何をこの世に問いかけているのか?と思ったわけです。
ただのラブロマンスなのか?
夢を追う人の話という点ではセッションと似ていた気がします。セッションに関しては夢というよりは才能への執着心といったほうがしっくり来ますが…
ラ・ラ・ランドでは、純粋に夢があって、それを現実にするために努力と挑戦をし続けている、という感じでした。
そっちの方が綺麗というか、私たちにも自然な感情ではありますね。セッションは、ちょっと真似できないかも笑
あとは普通に、最後が気に食わなかった!単純に!!笑
切ない!
私ハッピーエンドじゃなきゃ余韻を延々と引きずるタイプなんで、これもしばらく続きそうです( ; ; )
まあ、思ってたのはもっと、強烈に伝わってくるメッセージみたいなのがある!って感じだったから、思っていたのと違う…となったわけです。
パンフレットには、なんか大仕掛があるって書いてたけど、どれなんだろうって思ってました…
でも、すごく音楽が好みで、あとはキャストが大好き!あと、普通にオススメってところたくさんあるので、次から書いていきます!( ˆoˆ )/
では長くなりましたが、ここでキャストの紹介です。
まずジャズをこよなく愛するピアノマン、セバスチャンにライアン・ゴズリングです。前記事の"君に読む物語"の映画でも主役を務めた彼です!
この2作を続けて観たのは良かったと思っています。ライアン・ゴズリングの魅力にどっぷり浸かれたからです笑
彼の自然な愛情演技に魅了されてしまって、今ではすっかりファンです笑
とってもリラックスしつつ生活中の愛情を大切にしている感じが、君に読む物語でもラ・ラ・ランドでも現れていて、これは本来の彼自身もこうなんじゃないかと思うほどです。
切ない笑顔の素敵なこと!2つとも同じ友達と観ましたが、あの笑顔に感嘆していました。
次に、女優を目指してオーディション三昧の彼女、ミアの役にエマ・ストーンです。アメイジング・スパイダーマンで完全に有名ですね。
この映画を観て思ったのですが、あのちょっとハスキーな感じが病みつきになりそうな、素敵な声の持ち主でした!
みなさんも是非歌声でより強調されるハスキーボイスに特に耳を傾けてみてください。
あとは、特に主要人物がないので(ずっと2人ばかりライトが当たっているから…)紹介しませんが、ちょっと面白かったのが、セッションでものすごい迫力の演技を見せたJ・K・シモンズがちょっと脇役で出演していたのにくすっと笑ってしまいました。
では次からやっと!ネタバレありあらすじと感想に移ります。
- アーティスト: サントラ,ジャスティン・ハーウィッツ feat.エマ・ストーン,ジャスティン・ポール,ジャスティン・ハーウィッツ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2017/02/17
- メディア: CD
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ネタバレありあらすじと感想
初っ端からどかんと来ます。交通渋滞の中の1つの道路で繰り広げられるパフォーマンス!
曲は"Another Day Of Sun"。リズム感のあるスタートで、インパクトもありましたが、ちょっとごちゃごちゃしすぎてたなぁという気はします。自転車パフォーマンスとか。まあすごい出だしでした。
そのまま季節が夏→冬と流れるという設定で、主人公2人初対面!
渋滞の中後ろの車にけたたましくクラクションを鳴らされたミアはその男ーセバスチャン(以後セブ)ーに中指を突き立て、あっちも中指を突き立てたのを見て、なんて男、と愚痴るのです。
確かに初対面にしては面白い。こういう流れちょっと好きです笑
次にミアのカフェでのバイトにシーンが移ります。
ミアは夢のためお金を稼ぎながらオーディションを受けまくっている日々を送っています。
その日もオーディションで、バイトは全くの適当さ!よくクビにならないねって感じ( Ꙭ )
オーディションの時間が迫っているのを見てやばい!となった彼女は慌ててバイト先を出ようとしますが、慌てたせいで前から来た男性にぶつかってしまう。彼の持っていたアイスコーヒーが服にびっしょりかかってしまいますが、仕方なくオーバーを引っかけてオーディションを受けます。
出だしからうまくいかなかったオーディションに気落ちしながら家に帰ると、同居している友達がパーティに出かけようとミアを誘い始めます。また音楽スタートです。
曲は"Someone In The Crowd"。
女子4人で楽しそうに踊り歌うこのシーンは、本当に可愛らしく年頃の女の子たちの戯れそのものです。
最初はバイトだからと頑なに誘いを断るミアですが、3人が外に出てしばらくするとミアも着飾って出てくるので、4人で喜んでパーティに出かけます。
パーティのシーンで、喧騒から逃れたミアが静かに歌を引き継ぎます。
ゆっくりとそこ(たぶん化粧室)を出るシーンがとっても素敵です。
周りはストップモーションで、みんな一つがいで、ミアだけ独りで…
ゆっくり人を押し分けて歩いています。
こういう音と周りの動作を取り去って特定の人を動かすストップモーションという技法が、私は好きです。
素晴らしい映像美だと思いませんか?
ここまでその主役を際立たせられる手法もまたとない気がします。
こういうのを観ると必ずぞくぞくしてしまって、鳥肌がたって震えてしまいます。
パーティには、紹介などで女優になれるかもしれないという狙いもあるようですが、とりあえずミアは途中からまた憂鬱な気持ちになり、抜け出します。
すると車がない!
もう完全にイラつきながら歩いて帰っていると、通りかかったあるバーの中から仄かにピアノの音がする。
心惹かれて入ると、渋滞のあの男がピアノを弾いていて、ミアはその音楽に魅せられてしまいます。
そこでシーンはその男、セブの1日に移ります。
セブが新しい(らしい?)家に帰ると、姉が勝手にいて、大切な椅子に座って早速説教をかましてくる。
ただちに姉弟喧嘩突入、しかし姉は全くセブなど相手にせずに言うだけ言って帰ってしまいます。
セブは、意にも介さずピアノを弾き始めます。
それから、バイト先のバーで、雇い主の選曲した曲を好きでもないのに弾き、そのうち鬱々とし始めます。
周りを見渡すと、誰もこっちを見ていない。聴いているかすらあやしい。
セブは、そっと、迷うようにあてもなく何かを弾こうとし、そこから迷いを忘れてピアノに没頭してしまう。それがこの映画のテーマ、"Mia & Sebastian’s Theme"です。
それを、ミアは聴いたのでした。
この、偶然なのか必然なのか、という感じの出会いって素敵ですよね。
しかもその奏でる音楽に惹かれて、なんて。すごくロマンチック!
しかも演奏後彼が周りを見渡した時、きらきらした目を自身に向けているミアと一瞬目が合うのです。
本当に綺麗なシーンでした。
しかし、セブはその演奏のおかげでそこをクビと言われ、最高級に苛立ちつつ立ち去ります。話しかけようと近寄ってきたミアを見向きもせず退けて。
後にセブが自分で言い放ちますが、最低非道ですね笑
ミアは、あまりの屈辱感に笑ってしまいます。
次のシーンです。
季節は変わり、ミアはまた他のパーティに例にたがわず出かけます。そこで演奏していたグループのピアノが、あの最低男だった!
ミアは、意地の悪い笑顔で近寄っていきます。笑
そして、I Ran という曲をリクエストします。
そこでセブはミアを思い出し、演奏後ミアを探して話しかけます。
ミアは皮肉たっぷりで応対するので危うく険悪な雰囲気になりかけますが、セブが、あの時はすまなかった、最低非道で無礼極まりなかったと謝り、雰囲気も立ち直します。
それから名前を聞き、帰る時に一緒になるのですが、そこで2人は、こんな偶然に何度も会うのに面白がります。
そこでまた曲スタート。
曲は"A Lovely Night"。
セブから歌い始めます。
ミアとセブは、絶対にこの人とは恋心は生まれないと歌いながらも妙な雰囲気になっていくのを止められません。そのうち2人はステップを踏み始め、共に踊り出します。タップダンスがとっても素敵です。
そこの曲調の変わるところはたまりません!ほんとに素敵な曲調!!
偶然の再会にだんだんお互い惹かれ合いつつ距離もとりたい…という微妙な心境がうまく表現されていて、本当に素晴らしいシーンでした!
最後2人の距離が近づき、キスする…と思いきや、
突如ミアのスマホが着信を知らせる音で2人は我に返り、ミアは電話に出ます。
電話したのは付き合ってまだ日の浅い彼氏で、セブは目敏く相手が彼氏と知ります。
ミアが少しの心惜しさを抱えつつ車を探すと、すぐそばに車がいて、そのまま2人は別れてしまいます。
これで2度と会わないと本当に惜しいと思いますが、ちゃんと数日後、ミアの働くカフェに偶然セブが訪れて再会を果たします。
ミアはちょうど上がる時間で、セブと共にカフェを出て歩き出します。
そこでお互い夢など語ったりしますが、そこでミアの"ジャズなんて嫌いよ"という発言に反感を持ったセブがミアをジャズバーに誘い、ジャズについて熱弁するのにミアも笑ってしまいます。
バーを出てから、オーディションのために参考になる映画を一緒に観ようとセブが誘い、ミアも乗って、次の約束をして別れます。
それからセブは海岸に行き、1人夜のロサンゼルスを眺めながら、哀愁を漂わせ、歌い出します。
曲は、賞ももらったという"City Of Stars"。
短調で少し寂しげな曲調がこの映画に今までとは違った色を加えてくれていて、とても素敵なシーンでした。
約束の日、ミアがどういった服装で行こうか迷っている時彼氏が来て、今日兄と会うんだから早く準備してと言います。ミアはそのことを完全に忘れていて、セブを気にかけつつも彼氏と出かけます。
しかし、兄カップルと彼氏と話している内容も気に食わず、セブは気になるしただただ憂鬱なミア。
急に流れ出した音楽が、かつてセブの弾いた、あの魅せられた音楽に聞こえてきて、だめだセブの元へ行かなきゃ…!となり走り出します。
セブはミアが待っても来ないので入って観ながら待っています。
そこへやっとミアが入ってきます。
スクリーンのど真ん中に立って周りを見渡しているミアを見つけたセブも立ち上がります。
個人的に、映画観てるのにその真ん前に突っ立ってるって、よく苦情言われなかったなと思って面白かったです笑
ミアはセブの隣に座りますが、この間の2人の雰囲気、気持ちの高ぶり、そしてあの魅せられたセブのピアノ…!
セブへの感情が募ってきたミアは手を少しセブの方へ近づけます。
するとセブもそうだったのか、手が少しずつ触れ合い、ついに結び合います。
だんだん顔が近づき、キス…!と思いきや、そこで映画が終わり、電気がつきます。
2人は、前も今回もタイミングが合いすぎることに吹き出し、ミアが、私に良い案があるわと言ってセブの手を引いて歩き出します。
着いたところは、さっき観そこねた映画のシーンに出ていたプラネタリウム!
2人は妙な雰囲気のままそこへ足を踏み入れます。
そこでまた音楽が流れ始めます。
曲は、"Planetarium"。
2人は手を取り合って踊り出します。
実際に観るとわかると思いますが、スイッチの入ったプラネタリウムとその演出のおかげで、2人はまるで満開の星空の下浮かび上がって踊っているように見えます。
非常にロマンチックで素敵なシーンでした。
そしてやっと、2人はキスをして付き合うことになったのでした。
夏が来て、2人のデートを幾度も重ねる様子が流れます。
背景音楽は、やはりジャズで、"Summer Montage/Madeline"。
ミアが1人芝居を作ってセブに披露してセブがそれを現実にしなよと言っているシーンが出てきます。
ミアとセブは、お互いの夢を全力で応援し、自身も全力を尽くす素敵なカップルでした。
セブが、ミアを連れて行ったあのジャズバーでピアノで働いている場面で、この流れるような映像は終わりを告げます。
セブが働き終えて2人そのまま座って話していると、セブのかつてのバンド仲間のキースと偶然出会うことになります。
キースは自分のバンドが契約したからこれから儲かるだろうといい、セブをピアノに誘いますが、セブはきっぱりと断ります。
ミアとセブがその後セブの家に帰宅して、セブの夢の店について話すときにミアがキースの話を出すと、キースは変なやつだから嫌なのだとセブは嫌な表情を浮かべます。
しかし、次の朝に ミアが母との電話でセブの話をする時、お店を建てるお金はあるのという質問に、貯金があるんじゃないと答える声をセブは聞き、お金がなかったセブはバンドに入ろうと決意します。
私は、この電話が決定的なすれ違いを生んだと思っています。
ちょっとでも言葉には細心の心遣いをすべきだなと痛切に思うシーンでした。
それから2人は、生活が忙しくなっていきます。
ミアは一人芝居の本格的な発表に向けての準備、セブはバンドの準備。
ほとんど2人でゆっくり過ごせなくなった合間の2人の時間は、より大切に思えます。
それが一番表れたシーンが次。ミアが帰宅するとセブがピアノの前に座っていて、ミアの姿を認めると歌い始めます。"City Of Stars"。
ミアは微笑みながら見ていますが、途中から共に歌い始めます。
このつかの間の休息のような2人で分け合う幸せを見せてくれた監督に感謝ですね笑
とっても素敵で、観る者も幸せになるようなシーンでした!
それからセブのバンドが初ステージを迎えます。
ミアも行きますが、あまりに今までのセブと違いすぎて、場違い感を感じてしまう。セブもなんか遠くなっていく…(実際はミアが押し流されていっている)。
それからはもうほとんど会えない。
ミアは何かが違ってしまったと漠然と思いながらも一人芝居の準備に追われ続けます。
本番がすぐそこに迫ったある日、ミアがセブに留守電で、"今どこか知らないけれど…I miss YOU..."と言って帰宅するとセブがサプライズで立っていました。
2人は大変に喜んでセブの用意した食卓につきますが、セブもあまり好きじゃないバンドにのまれ、何かを見失っていて、ミアも、バンドでこれから2年以上世界中ツアーするという言葉を聞いて、呆然とします。
セブは一緒行こうと誘います。ミアも本番がすぐそこだから行けないと答えますが、だんだん苛々してきた2人は喧嘩に発展します。
セブが、君が定職について欲しそうだったから入ったんだと言い、君は落ちこぼれている僕が好きで、優越感すら感じていたんだ、と言うと、ミアも、本気なの?と言い、2人ともすれ違いと漠然とした別れを感じ取ります。
ミアの本番の日、セブは行こうとしますが、仕事だと言われ、間に合いませんでした。
ミアも思ったより人もいないし、最悪だったなという言葉を聞いて完全に落ち込んでしまいます。
帰ろうと出て行くと、セブがいて、もう立ち直れない実家に帰るわとミアがセブを押しのけて実家に帰ってしまいます。
セブももう終わりだと思っていたある日、ミアと連絡したいという電話を受けます。
あの芝居に大絶賛した人が、ぜひオーディションを受けにきて欲しいという電話で、セブは大急ぎでミアの実家に向かいます。
夜、ミアが家族とリビングにいると、付き合っていた頃いつも家の前で鳴らされていたクラクションが聞こえてミアは耳を疑います。
外へ出ると、セブが事の次第を話し、明日朝8時に来るから来なかったらもう知らないと言います。
ミアも、もう立ち直れないと切実に訴えますが、セブは君は臆病なんだと切り捨ててしまいます。
呆れてしまったミアが、しかもなぜ私の実家が分かったの?来たこともないくせに…と呟くと、図書館の前じゃないかとセブは答えて行ってしまいます。
実家のある地域と、図書館の前だと言ったのは、セブが偶然ミアの働くカフェに訪れた日にミアが話していたことでした。
私は、ちょっと感動してしまいました。何にって、こういう小さなことを覚えているほどミアとの時間を思い出に大切に持ち続けているってことじゃないですか。本当に良い付き合いなんだろうなあと感じます。
次の日セブは言った通り来ますが、ミアがいないので失望して出ようとしたところコーヒーを持ったミアが出て来て車で出発します。
気の短いセブに少し笑ってしまいます。
オーディションで、何か語ってと言われたミアは、自身の夢を語り出します。途中で歌になります。切なる表情には、思わず胸を打たれることでしょう。
終わってから2人で初めて共に帰って妙な雰囲気の中踊ったあの場所で、これからの2人のこととかを話します。これからは、ミアはパリ、セブはロサンゼルスで…
僕たちのことは、様子を見ようとなります。
最後2人は愛を告げあって。
そして5年後!
ミアは女優として成功し、子供ができている…
夫と思しき男性と夕方デートに行き、偶然入ったバーのマークを見てミアは驚愕します。セブに勧めたミアが作ったマークだったから。
恐る恐る入るとセブがいて、ミアと目があって、…セブは、「ようこそセブズへ」と言い、あのミアが魅せられた音楽を弾き始めるのです。
そこで初めてこの曲を弾いたバーにシーンがすり替わります。
若きミアが、クビを宣告されたセブにかつて押しのけられた部分を変えて、セブに猛烈に口づけされ、2人で歩めただろう幸せな5年の歳月の映像が、今まで流れた全ての音楽のメドレーと共に流れます。
思わず現実かと思ってしまうほど濃い映像です。
しかし、最後セブズに偶然セブとミアで訪れる
シーンに来るところで不意に現実に戻り、ミアは現実の夫と、その曲を悲しみと共に聴いているのです。
夫が帰るかと言って外に出るときセブの方を振り返ると、セブもこっちを見、2人はしばし見つめ合います。
最後セブは微笑み、ミアも微笑んで、
2人は自身の現実に戻っていきます。
これでエンドロールが流れた時は叫び出しそうになりました…最後まじでキツイです。だったら会わせるなよ〜〜〜!って感じ。絶対もう2人の未来はないって分かっちゃうシーンだから尚更キツイ!結局2人は別れたんだと絶望してしまい、一時立ち直れなくなるところでした…
ミアも結婚しないでセブとまたくっつけばよかったのに!という無念な気持ち⸜( ⌓̈ )⸝
でも、2人の年齢を考えたらちょっと納得はしました。セブはちょっと不明ですが、ミアは最後のシーンでは計算してみたら少なくとも30代に入ってるところです。だから仕方ないのかもという気持ちでした。
最後に現実を突きつけられた気持ちでした。
まだ私は割り切れていないけど、私の妹は最後のシーンがあったからこの映画は良いんだよと言っていたから、もしかしたらそうなのかも。笑
でも全体的にすごいインパクトと余韻を残していったくらいには素敵な映画でした!
すっごい長くなってすいませんでしたm(_ _)m
ここまで見てくれたなら感謝って感じです。ありがとうございました!